vol.33はHorace Parlanの紹介
ハード・バップの名ピアニスト
小児麻痺のハンディキャップを患いながらも独自の演奏法で確立
一般的に右手でメロディー、左手でコードを演奏することが多い中
右手に障害を抱えるパーランは左手でもメロディーを演奏する
ブルースを基調にしたハード・バップスタイルを生涯変えなかった
vol.33はHorace Parlanの紹介
ハード・バップの名ピアニスト
小児麻痺のハンディキャップを患いながらも独自の演奏法で確立
一般的に右手でメロディー、左手でコードを演奏することが多い中
右手に障害を抱えるパーランは左手でもメロディーを演奏する
ブルースを基調にしたハード・バップスタイルを生涯変えなかった
vol.32はOrnette Colemanの紹介
フリー・ジャズの生みの親
コード、リズム、音階などの規則にとらわれない自由な演奏
「形式に従って曲を創るのではなく、創った曲が形式になる」そんな考え方
2001年には高松宮殿下記念世界文化賞
2007年にはグラミー賞の特別功労賞を受賞
voi.31はHerbie Hancockの再登場
70年代以降ジャズとフュージョンが2大勢力となる
ハンコックがヒュージョンをやればヒュージョンがはやり
ジャズをやればジャズがはやる
ハンコックが新作で提示した音楽がジャズ界のトレンドとなる
ジャズ界の羅針盤ような存在である
vol.30はMocoy Tynerの紹介
ジョン・コルトレーン・クァルテットのピアノ奏者で活躍
コルトレーンの過激な強硬派テナー・スタイルと相通ずる
信念、主張を貫く真撃で硬派なジャズ
コルトレーン音楽の後継者として人気を拡大した時期もあった
vol.29はDonald Byrdの紹介
ハード・バップのジャズ・トランペッターであり教育者
大学の音楽教授でもあり、黒人問題、公民権を研究し、教育学の博士号取得
ブルースやゴスペルをベースにしたファンキーな演奏
ポスト・クリフォード・ブラウンとして期待された
vol.28はStanley Turrentineの紹介
ファンキーなテナー・サックズ奏者ジーン・アモンズの影響を受ける
洗練された高級感が漂うブルース・フィーリング
ジャズ・ファンだけでなくR&B、ソウル・ファンもよい音楽に酔いしれ
一般のリスナーも魅了し、大衆的な人気を博した
兄はジャズ・トランペット奏者トミー・タレンタイン
vol.27は Jhe Henderson の紹介
ブルーノートを代表するテナー・サックス奏者
意外に人気が高まったのはベテランになった90年代から
ジャズ雑誌ダウンビートの人気投票三冠王を2年連続に輝き
グラミー賞のジャズ部門も受賞
ウィントン・マルサリスは「彼こそがジャズ再興に最も貢献した一人」と敬意を表明
vol.26はジャズ・クラブの紹介
1940年代半ばにスウィング・ジャズのスタイルを好まないミュージシャンや観客
ニューヨークのジャズ・クラブ「ミントンズ・プレイハウス」での演奏が
モダン・ジャズの始まりと称されるビ・バップの母体となっていく
その後のジャズ・クラブは50年代のモダン・ジャズの黄金時代の舞台
ライブ録音のプロデューサーであるアルフレッド・ライアンのよるレコーディング
アート・ブレイキー、ケニー・ドーハム、ケニー・バレル、ソニー・ロリンズ
クリフォード・ブラウンなどライアンのプロデュースは完成度の高い音を録音
vol.25はCurtis Fullerの紹介
モダン・ジャズでは演奏者の少ないトロンボーン奏者
リラックスした心温まる演奏が魅力
歌うようにメロディアスの演奏
ハード・バップ一筋での人気と評価をえる
ジョン・コルトレーンの「ブルー・トレイン」にも参加
vol.24はThe Three Soundsの紹介
神童と騒がれたピアノのジーン・ハリス
ベースのアンドリュー・シンプキンス
ドラムのブル・ドゥディの3人
演奏は完成度が高く覚えやすく心躍るような明るさ
「シャレード」はスローワルツをスウィング調にアレンジ
原曲のもつ哀愁とスウィング感覚の融合