vol.23はClifford Brownの紹介

モダン・ジャズのトランペッター

中音域で目の覚めるような輝かしいアドリブ・ソロ

泉のように湧き出る美しいメロディーラインと

エモーショナルな演奏に誰もが心を奪われた

25歳での交通事故死はあまりにも短い音楽人生

vol.22はBobby Hutchersonの紹介

ヴィブラフォンの可能性をジャズにとりいれた

モード・ジャズやフリー・ジャズなどさまざまなスタイルを表現

ハーモニー、コード、複雑なリズムを駆使

ジャズ・ヴィブラフォンの可能性を飛躍的に高めた

vol.21はMiles Davisの再登場

ダンス音楽流行からのスウィング

即興演奏に比重を置いたモダンジャズの源流ビ・バップ

繊細に抑制された演奏のクール・ジャズ

これらのスタイルを創造したのがマイルス

その足跡はジャズの歴史そのもの

vol.20はFreddie Hubbardの紹介

クリフォード・ブラウン亡き後にデビューしたジャズ・トランペッター

多彩な技法で聴くものを唸らせる

従来のトランペッターにはない新しい感性と実力を併せ持った存在

ハード・バップを基盤にしながらモダンな感覚をもつ

vol.19はJimmy Smithの紹介

モダン・ジャズ界のオルガンの王様

両手両足を駆使する超絶技法をマスター

マイルス・デイヴィスも賞賛

オルガン・ギター・ドラムからなるトリオはソウル・ジャズの

人気の編成ともなった

vol.18はJackie Mcleanの紹介

’60年代のジャズ・シーンをリードしたアルト・サックス奏者

チャーリー・パーカーの後継者の甘んじる来なく

影響下を離れ、新しい時代を切く斬新な音楽性をみせる

前衛のフリー・ジャズ、モード・ジャズの要素を反映させながら

時には「泣きのアルト」「怒りのアルト」と称される演奏をみせた

vol.17はKenny Dorhamの紹介

「渋い」といわれるジャズ・トランペット奏者

トランペットの高音ではなく、豊かで丸みのある中音域

甘美な魅力あふれるアドリブ演奏

vol.16はGrant Greenの紹介

1960年代モダン・ジャズを代表するギタリスト

ブルースの香りを漂わせる

単音を基調としたアドリブ・ソロ

シンプルで誰にでも親しみやすい旋律

vol.15はDexter Gordonの紹介

モダン・ジャズのテナー・サックスのパイオニア

リズムに対して遅れ気味なゆっくりとした演奏

ゆったりとくつろいだフィーリングに酔いしれる

豪快で力強く伸びやかなテナー・サックスは雄大壮麗

vol.14はLou Donaldsonの紹介

アルト・サックスの大御所

ハード・バップをより洗練させた正統的なスタイル

明るい音質はファンキーでもある